【 #C99A 】YOASOBIの”THE BOOK”的な物をコミケ用に作ってみた
お久しぶりです。
突然ですが皆さまはYOASOBIという音楽ユニットをご存じでしょうか?
…まぁ今はそんな前置きは要らないくらい知名度を得ましたかね。
ではYOASOBIのアルバム、”THE BOOK”と”THE BOOK 2”はご存じでしょうか?
普通のCD形式の音楽アルバムはプラスチック製のCDケースの中にディスクと表紙がジャケットを兼ねている歌詞と細かいクレジットの入った小冊子が入っている…というのはアーティストのCDを一度でも買ったことがある方には当たり前のことでしょう。
しかし”THE BOOK”はそれとはだいぶ姿が違います。
少し説明するのが難しいですが、先ほど触れた普通のアルバムの中の「小冊子」が大きくなり、どちらかと言えば写真や書類を整理する方のアルバムのような格好になっています。
(写真を載せておくのであとはそれを見て雰囲気を感じてもらえればと思います)
そしてここからが本題になるのですが、
「これと同じようなものをコミックマーケット(以下コミケ)で頒布出来ないか」
元々このコミックマーケットでは私が制作している鉄道系音MAD関連の何かを頒布したいと思っていました。
そこで”THE BOOK”のように各作品の歌詞(ここでは音声に合わせた放送のセリフ)を文字起こししたものに軽い裏話などを載せた冊子を複数用意して特製のバインダーに挟んで出してみればどうか?というアイデアが思い浮かんだのです。
そうして「刊」と付けていいのか非常に怪しい「新刊?」の製作が始まりました。
バインダー制作
この「新刊?」を作るにあたっては外のバインダーと中の冊子の2つが必要になります。
コミケでバインダーを頒布するサークルはあまり無さそうなのでこの時点で頓挫してしまうかも…と思いながらGoogleで「バインダー コミケ 頒布」などと検索します。
すると「株式会社オークス」の「みんなの印刷屋さん」というサービスでコミケ向けのバインダーが制作出来ることがわかりました。
そして入稿締め切りを調べると結構ギリギリ。慣れないAdobe製品の扱いに苦労しつつ何とか仕上げました。
とはいえデザインは基本的に本家の”THE BOOK”に寄せたのであまり時間はかからなかったです。
こちらには必要に応じて仕様の提案もしていただきました。
北海道にある会社で、遠く離れた関東地方からの注文にも丁寧に対応していただきありがとうございました。
冊子制作
今度は中の冊子です、コミケで頒布されるものの大多数は冊子形式のものでしょうからここは苦労せず…という訳には行きませんでした。
バインダーに通す以上冊子に穴を開けなければならないんですね。
届いてから穴あけパンチを使って手作業でやるのを思いつきましたが、それだと全ての冊子をズレなく穴を通すのは厳しそう、「出来れば印刷所の方で穴を開けておいて欲しいけど無理だろうなぁ…」と思いつつ完全にダメ元で「同人誌 穴あけ」などと再びGoogle検索に打ちこみます。
すると何とこちらも普通に出来る所が見つかりました。
「西岡総合印刷株式会社」の「Dメイト」ならば中綴じの冊子に限定して穴あけオプションがあったのです。
こちらには他の用事との兼ね合いでなかなか作業が進まない中で締め切りの数分前まで丁寧に入稿作業に付き合っていただきました。本当にありがとうございます。
ちなみに”THE BOOK”には作品ごとに紙の質感が異なるという仕掛けがあるのですが、「新刊?」でも中の冊子を分けてオプションで用紙を変えるという拘りを見せておきました()
そういえば、西岡総合印刷さんは先ほどのオークスさんとは打って変わって和歌山の会社だそう。
「新刊?」は北海道と和歌山の共同作業になりましたが、遠距離恋愛でも滅多にいなさそうな組み合わせだなと思いました。
あ、もしそういう繋がりのカップルか夫婦の方がいたら連絡ください。
在庫があったら送料だけで記念に「新刊?」を差し上げますよ。
完成…しかし…
ということで「新刊?」は無事完成しました。
中の冊子の数が想定より減ってしまいましたがなかなかの出来栄えです。
当サークルの新刊・”THE RAIL″がようやく形になりました!
— 浪漫特快@C99金曜ニ01a (@RomanExp_SS) 2021年12月28日
中に挟む冊子数が少なめになってしまいましたが想像通りの出来栄えで満足です!
これをあと30冊くらい作って31日に持っていきます! pic.twitter.com/CwUzYmOZU7
しかしここで頭の痛い問題を抱えていました。
それがかなり嵩んでしまった製作費です。
どれくらいかと言うと、バインダーは1枚当たり1600円台、中の冊子は合計で1000円程度。
つまりまともに採算を取ろうとすると3000円程度で売らないといけないんですね。
ただそんな値段であれば自分なら買わないだろうなぁということで2000円…いやそれでも高いので1500円くらいかなぁと決めていたのですが、中身のボリュームが減ったこともあって最終的に1000円で売ることにしました。
まぁ同人で食ってるわけじゃないし自己満足で特殊な構造にしたんだから仕方ない…と自分に言い聞かせた感じですね。
…って感じで出来上がった「新刊?」はいよいよ明日頒布致します。
東 ニ01aです。
何卒よろしくお願いいたします。
頒布物の詳細はTwitterの方もご覧ください。
#北上麗花誕生祭2021 麗花さんの生まれ故郷で見つけた「れいか」というお店について
皆さん、手持ちのリュックサックの容量は何リットルですか?
どうもこんばんは、蒼州夜行です。
まずは本日は5月17日ということで北上麗花さんお誕生日おめでとうございます。
いよいよ今週末に迫った富士急のライブで歌声を聴くのが今から楽しみで仕方ありません。
こういう誕生祭ですとプロデューサーになった経緯とか思い入れとかをちゃんと書き連ねるいい機会なんですが、今回はその代わりと言ってはアレですけれどもとあるお店を紹介しようと思います。
それがこの「喫茶&軽食 れいか」です。
この看板に書いてある通り長野県の安曇野市内にあります。
麗花さんの出身地は長野県だそうです。
一口に長野県といっても大雑把に分けても長野(善光寺)寄りなのか松本寄りなのかでだいぶ違いますがとりあえず長野県のどこかで生まれているのは確かなので、名前も場所も解釈通りのお店で麗花さんPとしては引き寄せられて当然ですよねって。
具体的な場所としては安曇野市内の国道147号線の沿線にあり、側を通っているJR大糸線の駅だと豊科駅と柏矢町駅の間くらいになります。
自分がこのお店を初めて発見したのは昨年の12月で、その国道147号線の北側にあるレンタカー屋に車を返却しに行く途中で偶然目に入りました。
しかしその時はご覧の様にカーテンが閉じていて営業していない様子でした。
更にGoogleMapで調べてもその当時はまだ地図上に登録されてすらいない状況だったのでてっきり廃業済みなのかなぁと思って意気消沈しながらその場を後にしました。
ところが今年に入り今月再び安曇野に行く用事があり、国道147号線でこのお店の前を通りかかると明らかにこの前と様子が違うことに気が付きます。
カーテンが開いておりさらにランプ状の照明にも灯がともっており、何より手前に営業中の看板が。なんと普通に営業していたのです。
こうなったらもう入るしかないと思いましたが、いくら安曇野という観光地だったとしても場所から考えて観光客向けというよりかは地元の方向け、さらに地域によっては新型コロナウイルスの影響で観光客への風当たりが強まっているので入店するにあたって少し不安はありました。
入店すると想像通り店内では地元の主婦の方と思われる客が店主の方と思われる人と話しており、やはり観光客が来てよいところだったのかという気持ちが増してしまいます。
ひとまずケーキとコーヒーのセットを注文します。
ケーキはメニュー表でどのようなケーキだとは書いていなかったのですが手作りのレアチーズのようでした。
そしてしばらくするとなんと完全なサービスで山菜の和え物?のようなものをいただいてしまいました。
筆者自身実は山菜があまり得意ではないのですがこれは本当に食べやすくて美味でして、何よりサービスをしていただいたことで自分のような観光客に対しても歓迎していただいていることが分かって安堵しました。
しばらくすると他の客もいなくなったので会計の前後で少し店主の方とお話をしたり。
その中でこのお店は土日が休業日だと教えていただき、なるほどそれだと結構来店の難易度が高めだなと分かります。
とにかく店主の方は気さくな方で是非また来てほしいと言われたので是非また来てみたいと思いました。
平日のみの営業なので厳しいかもしれませんが、ここで他の方の迷惑にならない範囲で少人数のオフ会などもしてみたいなと思いました。
今回のエントリーはここまでです。
お付き合いいただきありがとうございました。
今後旅行記系動画のスタイルを変えようと思います。
こんにちは。
今回のエントリーの内容はまぁ表題の通りです。
Ⅰ問題提起
今月の半ばから上記チャンネル(とニコ動)で旅行記系の動画を公開し始めまして、先日2作目の動画を公開しました。
1作目の動画は同チャンネル内に投稿した10万回再生レベルでバズッた動画のコメント欄や動画内のカードとして貼り付けたのが功を奏して初心者としてはよく伸びた方と思われる200回再生越えとなりましが、2本目の動画はまだ公開して24時間も経っていないものの視聴回数は20回程度と「まぁこれが現実だよね」となる反応です。
チャンネルの体制を変更したばかりでまだまだこれから、といった段階ではありますが何かしらの改善策を施したい状況です。
Ⅱ問題点の洗い出し
今現在投稿している「星たちを追いかける旅」シリーズは「遠方の球場に行き、プロ野球の観戦のついでに乗り物に乗ったりご当地グルメを食べたり観光名所を回ったりするもの」となっています。
コンセプトとしては「自分が普段やっている野球観戦と旅行を組み合わせた新たなスタイルの旅の紹介」といった形で製作していましたが、はっきり言ってしまえば現時点でそれを丸ごと見てくれる人はあまりいないだろうなと考えました。
ここからは上記の2作目の動画を例にして語ります。
特にYouTubeの場合、交通系YouTuber系の動画も含めた旅行系動画の需要としては基本的に特定の列車やバス便についての情報だけを得たいといったものの割合が多いと考えられ、任意の作者がやっている全てのことを注目するといった需要はかなりの人気が出ないと出来ないと思います。
上記の動画の場合、「バスと鉄道を使った大宰府の観光」「PayPayドーム行きの臨時高速バス」「2021年3月16日の福岡PayPayドームの試合」などの関心を引き寄せるトピックスがあると思いますが、このように一つの動画にまとめた状態ではせっかく何かしらの部分に興味を持ってもらってもそれ以外の部分が邪魔で見る気を無くさせてしまう可能性があります。
もしも「蒼州夜行の動画なら何でも興味があるので見ます!」といった悪く言えば「信者」が沢山付いているとすればこれでもよさそうですが、まだそんな存在を認知する段階にない初心者ではどう考えても無理があるでしょう。
Ⅲ解決策とそのメリットとデメリット
こうした問題点があるのであれば解決策は割と簡単に出ると思います。
それは「YouTubeではトピックごとに別動画に分割してしまう」という策です。
これによるメリットもいくつか考えられます。
①それぞれの需要を持った視聴者が動画を見やすくなる
これは先述した現状を解決できる点で、旅行の下調べなどで「そのトピックの情報だけ得たい」需要を持つ視聴者に配慮が出来るということです。
②トピックごとの内容の充実化
先述した課題の他にも、全体的には長めの動画を仕上げるためにそれぞれのトピックごとの解説などがどうしても省略気味になってしまっていたという課題もありました。
細分化によりトピックごとにさらに深い解説などが出来ることが期待できます。
③再生時間の短縮化
それらの動画の再生時間は大体15分弱ですが、分割によって長くても10分程度には抑えられるのではないかと思います。これで筆者自身が長い動画を見るのが得意ではないのに何故かそういう動画を作っているという歪な状況を解消することも出来そうです。
④投稿頻度の向上
筆者と実力のある「鉄道系YouTuber」の方を比較すると、筆者はこのような動画をどんなに頑張っても1週間から2週間に1度しか出せないのに対して彼らは毎日のように投稿しています。
彼らの中にはそれを仕事にしている場合もあるなどと条件もだいぶ違ってくる話ですが、動画の細分化によって動画の再生時間は減ってその分編集にかかる時間も短くなるはずなので今までよりも投稿頻度を上げることが出来るかもしれません。
このような細分化はYouTubeだけで行い、niconico版はそれらを再編集して今までと同じようにまとめることで現状でほぼ何の意味もない両サービスへの公開に意味を持たせることが出来そうです。
軽く考えただけでもこれだけのメリットが思い浮かびました。
では逆にデメリットはあるのでしょうか。
それは「今まで以上に動画や写真の素材を確保しないといけない」ことでしょう。
今まで一つの動画にまとめていたスタイルでは疲れていたり寝ていたりして全然素材を用意していない場合などがあっても尺を短くして誤魔化すことが出来たと思いますが細分化するとそれが目立ってしまいそうです。
そして何よりビデオカメラの容量がひっ迫してデータの整理が今まで以上に必要になり、パソコンのHDD増強などの投資もしないといけないのが大変そうだなと。
Ⅳ最後に
「ちょっとやり方を変えます」の一言だけ言えばよかっただけの話なのに長々と書き連ねてしまいましたね。
とりあえずこの策が吉と出たか凶と出たかの違いはそのうちまたエントリーにしようと思います。
それではここまで「壮大な独り言」じみたエントリーにお付き合いいただきありがとうございました。
2021.3.14 静岡草薙球場オープン戦 楽天vs.DeNA【星たちを追いかける旅】
▽CONTENTS
こんにちは。
今回は先日ニコニコ動画とYouTubeに投稿した横浜DeNAベイスターズの試合観戦をメインにした旅行記、『星たちを追いかける旅』シリーズの内容に申し訳程度に補足したテキスト版といったところのエントリーになります。
上野駅→草薙球場
関東地方から静岡エリアまで移動する際に最も楽な手段は新幹線だと思われますが、3月14日はちょうど青春18きっぷと呼ばれるJR線の普通列車が乗り放題になるフリーきっぷの利用期間内でしたので、行きはそれで東海道本線の普通列車を乗り継いで静岡エリアまで向かうことにしました。
東京駅から静岡駅までは新幹線・ひかり号で1時間ほどですが普通列車のみの乗り継ぎでは3時間ほどで3倍程度の時間がかかります。しかし値段は新幹線が運賃・特急券で6000円弱であるのに対して青春18きっぷ1回分は2410円なのでかなりお得になります。
まずは最寄駅から東京都心まで移動して上野駅で下車し、上野東京ライン直通の東海道線を待ちます。
次の列車は普通平塚行き1523E列車で、これは平塚駅で始発の普通熱海行き733Mに接続するのですが、上野駅で2本目にやって来る普通小田原行き1823E列車は終点の小田原駅で1523Eと同じように733Mに接続するダイヤとなっていました。
つまり1本目(1523E)と2本目(1823E)どちらの列車に乗ってもこの先の乗り継ぎが同じになる状況だったのですが、733Mはグリーン車のない5両編成での運転で、最寄駅から東海道線の駅まで通しでSuicaグリーン券を登録しようと考えるとグリーン車が利用できる区間が平塚駅までとなるか小田原駅までとなるかという問題が発生しました。
しかしグリーン券代はどちらの駅まで乗ろうと同じ料金でしたので、より長い時間グリーン車に乗車できる2本目の列車を選択しました。
小田原駅まで乗車していざ普通熱海行き733Mに乗り換えようとしましたが、列車にはそれなりの乗客がいて着席出来ませんでした。
それもそのはず。今日は日曜日で関東地方から熱海方面へ行く観光客が多くいる日で、そして筆者と同じように青春18きっぷで東海道線を西に移動する旅行客も少なくない期間でしたのでそれらが5両編成の短めの編成に詰め込まれればこうなることは不思議ではありません。
青春18きっぷを使った普通列車乗り継ぎの旅で確実に着席して移動したい場合はなるべく各列車の始発駅から乗車するようにした方がいいのは比較的基本的なノウハウだと思うので、それを加味しなかった先ほどの選択が裏目に出てしまったようです。
とはいえ熱海駅までの乗車時間は僅か23分、スマートフォンでTwitterでも眺めていれば立ちっぱなしでもあっという間な時間ではあったのですが、この区間はトンネルが多くて電波が入らないことも多々あってそれすら出来ないという二重苦に襲われて少し気分が落ちてしまいました。
熱海駅に到着すると階段を使ってホームを移動し、沼津行きの電車に乗り換えます。
熱海駅からは静岡駅方面まで運転する列車も多く、それを捕まえられずに乗り換えが一回分余計に増えてしまったのですが、沼津行きの電車で373系がやってきて所謂メンタルリセット状態になります。
373系は本来ふじかわ号、伊那路号などの特急列車や東海道線の座席指定列車・ホームライナーに使われる車両なのですが、東海道線の静岡地区で稀に普通列車としても走っているものに運よく当たったことになります。
当たり前ですが特急車両の座席は普通列車に使われる車両のそれよりも快適で、追加料金無しで乗れるお得感もあって気分が上がりました。
沼津駅に到着。
こちらでも階段を使って乗り換えとなりました。
ここからは青春18きっぷユーザーに散々お気持ち表明されている「ロングシート地獄」と呼ばれる区間に突入します。
これから乗車する普通島田行き753Mの車両は211系で、こちらはトイレが付いていないことから18きっぱーの中で更に目の敵にされているようです。
ロングシートは線路と平行に座席が配置されているため、線路と直角に座席が配置されているクロスシートと比較すると正面の座席の乗客と顔を合わせ続けなければならない点において快適性が悪いのですが、一方でより多くの乗客を詰め込むことが出来るというメリットも持っています。
そのようなメリットは通勤ラッシュの激しい大都市圏において役に立ちますが、静岡地区の電車も全区間において比較的乗客が多めなのでこのエリアでロングシートが採用されているのは理に適っていることではあるのです。実際にこの時乗車した列車もかなり立ち客がいる程度の混雑ではあったので。
先述した18きっぷユーザーも「個人的に好きじゃない」と言うのはいいと思うのですが、鉄道会社を鉄道ファンのためにあると思い込んでその地域の実態も考えずに「クロスシートを導入するべきだ」などと意見を述べるのはちょっとなぁ…と思います。
さて、そんな列車で降りたのは静岡駅の一つ手前の東静岡駅です。
駅コンコースはガラス越しに見える富士山が綺麗だったのですが、とにかく大きい。
雰囲気としてはさいたま新都心駅に似てるなと思ったので、近くに何かイベント会場でもあるのかと想像したのですが、そういう訳ではないらしく。
駅周辺もこれから開発していくようにも途中で開発が止まってしまったようにも見える何か不思議な感じの駅とその周辺でした。
昼食→球場入り
この駅から草薙球場へ歩いて向かいますが、その前に寄り道をしてさわやか静岡池田店で昼食にします。
さわやかはご当地レストランチェーンながらも炭焼きしたハンバーグなどが人気で全国区での知名度を誇ります。
しかしあまりにも高い人気で休日を中心に大変な混雑となることも知られており、この静岡池田店でも10時45分の開店前の10時半頃に到着して受け取った整理券の番号は既に24番となっていました。
そこから1時間ほど待ち、ようやく料理に辿り着きました。
頼んだのはげんこつハンバーグランチで、2つある肉の塊のうち1つをオニオンソースで、もう1つはテーブル上の塩・胡椒で味わいました。
毎回待ち時間は辛いものですが料理を口にするとそれも忘れられるほどの美味しさがある一品だと思います。
ちなみに筆者は大食いなのでさわやかではハンバーグだけでなくハンバーガーも頼むこともあるのですが、数日後に佐世保バーガーを食べる予定があったのと胃の調子があまり良くなかったこと、球場でも何か食べることを想定して自重しました。
そして12時10分頃静岡草薙球場に到着しましたが、既にすごい数の観客が集まっていました。試合の主催チームは楽天側でしたが、休日で神奈川県からも比較的行きやすい立地であるお陰かベイスターズファンの数は楽天ファンの数と同じくらいだったように感じました。
まずはチケット受け取り方法をQR発券にしたので発券機の列に並びますが、かなりの人がいてそこそこ時間がかかりました。これくらい混むなら手数料を払ってでもコンビニ発券にすればよかったなと思いました。
しかも出てきたチケットは用紙の向きが間違っていて印字がズレていたのが()
さらに球場に入場する待機列はさらに沢山の人がいた上、列を整理する係員も不足していたので現場は完全に混乱してしまっており、観客からは不満の声もちらほら漏れていました。そんな状況で結局球場内の自分の席に着席出来たのは13時のプレイボール直前になってしまいました。
こんな様子だったので草薙球場の楽天戦にはかなり余裕を持って来た方がよいかもしれません。
ちなみにフードやドリンクの売店は球場外の屋台で出ていたのですが、試合に集中していたので行く暇がありませんでした。
試合の様子
試合は3-1で楽天の勝利となりました。
楽天の先発はメジャーから復帰したばかりの田中将大選手で、前日の土曜日に登板する予定だったのが雨天中止となってこの日にスライド登板となりました。
その田中選手は5回を自らのエラーによる1点だけに抑えて、貫禄のピッチングを見せます。その後は6回から本来この試合で先発の予定だったドラフト1位ルーキーの早川選手が登板し、こちらは4回を無失点、僅か1安打に抑えます。
一方のベイスターズの先発平良選手は3回を3失点、その後は雨天中止となった金曜日と土曜日の試合にそれぞれ先発の予定だった濵口選手と京山選手が1イニングずつを投げ、6回には地元静岡高校出身の池谷選手が登板、7回8回は石田選手三嶋選手と無失点で繋ぎました。
楽天打線はとにかくバットがよく振れていたなという印象でしたが、特に2年目の黒川選手は今後が楽しみだなと思わされました。
試合後
帰りも18きっぷを使って普通列車で帰るという手もあったのですが、帰りが遅くなるのを避けるために大人しく新幹線を利用します。
試合終了は16時前頃でしたが、時刻表を開いて調べたところ静岡駅から出る次のひかり号が16時41分でした。
間に合うかどうか不安がある中球場を後にして向かった先は東海道線の駅ではなく静岡鉄道の県総合運動場駅、ここが球場から最も近い鉄道駅になります。
静岡鉄道は地方鉄道にしてはかなり列車の本数がある路線ではありますが、僅か2両の列車に観戦客が乗り込むと大変な混雑になると予想していました。
しかしこの県総合運動場駅はホームが4つあることを活かして臨時列車を待機させて観戦客の需要に対応していたので混雑は比較的和らげられていました。
そんな臨時列車で到着した終点の新静岡駅はJR線の静岡駅とは隣接しておらず、少しの距離を歩いて移動しなければなりません。
新静岡駅に着いたのは16時20分頃なのでまっすぐ向かえば余裕がありましたが、新幹線の中でやりたいことがあったので寄り道をしてギリギリを攻めることになりました。
寄り道で向かった先は両替町というエリアにあるしずおか弁当の店舗で、ここの名物のあみ焼き弁当を購入します。
そして急いで静岡駅へ向かい、駅のコンコースでご当地ビール・静岡麦酒を購入して新幹線ホームに駆けあがるとちょうど目標としていた16時41分発のひかり512号が入線していたところでした。
今回は自由席特急券で乗車したのですが、いくらコロナ禍とはいえ日曜日の夕方なので自由席の窓側は全て埋まる程度の乗客はおり、仕方なく3列シート側の通路側の席(C席)に着席します。
ここで先ほど購入したあみ焼き弁当と静岡麦酒で優勝していきます。あみ焼き弁当はご飯の上に特製のタレで炭焼きした肉が乗っているだけのシンプルなお弁当でしたがビールとの相性は最高でした。
※※※
さて、こんな感じで今回のエントリーは終了です。
こうして動画とエントリーにまとめているうちにプロ野球が開幕し、ベイスターズは…
うん、どうしてこうなってしまったんでしょうね()
その辺の分析もやってみたいものですが如何せん知識があんまりないので出来るのかが怪しいです。
私事ですが大学生の最終年には避けて通れないあの忌々しいタスクが幸運にも片付いたので色々なカテゴリーのエントリーも増やしていけたらなと思っています。
それではここまでお付き合いいただきありがとうございました。
何故今なのか。肥前山口駅の改称問題。
こんにちは。
私事ですが先日九州に行ってきました。
そうしたらちょうどこんな議論が起こっていたので色々書こうかとなりました。
3月18日Yahooニュースより
記事としては佐賀県江北町において町内にあるJR肥前山口駅を町名と同じ「江北駅」に改称する政策が打ち出され、一部の町民の反対活動もむなしくそれに必要な予算案が可決されたという内容になっています。
そもそも肥前山口駅とは?
この駅の特徴はなんと言っても長崎本線と佐世保線という2本の主要路線の分岐点というところでしょう。
九州最大の都市である福岡市の博多駅方面から佐賀駅を経由して西へ進むルートが、肥前山口駅で二手に分かれて長崎駅と佐世保駅という長崎県の南部と北部それぞれを代表する都市の代表駅へ向かうという形になっています。
先述した都市間には昔から優等列車が多数設定され、この肥前山口駅にもその大半が停車してきましたが、やがて乗客が乗り降りするだけではないある特別な光景の舞台として名を馳せるようになります。
その光景とは、列車の増解結です。
当たり前ですが一本の線路に走らせられる列車の本数には限界があります。そんな中でより多くの行先の列車を走らせるアイデアとして一本の列車に複数の行先の車両を繋げ、途中の分岐点で車両を切り離して別の列車として運転する運行形態が誕生します。「多層建て列車」という専門的な呼び名もあります。
先述したように長崎方面と佐世保方面の分岐点である肥前山口駅では博多駅方面からやってきた多層建て列車の切り離し作業と連結作業が行われました。
地元の方には申し訳ありませんが、駅周辺の街自体はそれほどの規模ではないこの駅が優等列車の主要な停車駅となり得たのにはそういった事情があったのです。
こうした多層建て列車は一時と比べると大きく数を減らしており、肥前山口駅における特急の増解結も消滅しましたが、今でも佐世保線と長崎本線それぞれの途中の各駅での行き来やこの駅を始発駅・終着駅する列車の存在により運行上の拠点として機能する駅となっています。
駅名を改称する効果について~駅名が持つ広告効果~
駅名改称の議論は肥前山口駅以外でもかなり起こっています。
最近では茨城県にあるJR佐貫駅が駅のある龍ケ崎市と同じ龍ケ崎市駅へ、それぞれ京浜急行の新逗子駅が逗子・葉山、仲木戸駅が京急東神奈川駅へ改称されています。
今回の件と経緯が近いのは龍ケ崎市駅の方でしょうか、龍ケ崎市も江北町のどちらも地域外に住んでいる人からの知名度の低さに悩んでおり、それを打開する策として自治体の中心駅の駅名と自治体名を一致させようとしました。
しかし本当に駅名を改称するだけで効果はあるのでしょうか。喜ぶのは鉄道ファンだけでないかと思う人も多いでしょう。
私はこのような駅名改称は「コスパが恐ろしい広告」だと思います。
というのも、物事をPRするためにはイベントを開いたり何かを作ったりというアクションが必要になります。それには費用がかかりますし、往々にしてその活動に特化した集団にお願いをして代わりにやって貰った方が効果が大きい場合もあります。そうやって成り立っているのが広告代理業です。
とにかくPRを始めて続けていくには主体自ら活動をしても代理店を通してでも費用がかかり続けるのが普通であると分かっていただければ。
さて駅名の話に戻りましょう。駅名は視覚的な面からすればその駅の至る所に表示されます。ホームで吊り下がっていたり生えていたりする看板(通称:駅名票)には大体の場合隣の駅も表示されるので両隣の駅でも名前を書かれます。そして列車の車内では駅に近づいた時にLED表示で「まもなく○○」とか「次は○○」などという表示が出ますし、鉄道会社全体の路線図で名前を見れることもあります。
聴覚的な面からは車内や駅の放送で「まもなく○○」とか「次は○○」と車掌や自動放送に読み上げられますし、ごく稀にですが頼んでもいないのに任意の音楽に合わせて駅名の音声を刻んだり駅名で歌わせたりする人も出ます。
これらは一般的な広告のように「〇〇に旅行しに来い!」「〇〇に住んでみないか?」と直接訴えていませんが、見聞きした人に「認知」を与えることは可能なので一種の広告メディアとして成り立っていると言えるでしょう。
このような「一種の広告メディアとしての駅名」がより威力を発揮するのが、その駅が優等列車停車駅や終着駅、列車同士の接続駅となっている場合です。
各駅停車しか止まらない駅では先述した「まもなく○○」「次は○○」くらいの表示や放送に、「この列車は〇〇行きです」「この列車は途中〇〇に停車いたします」「この列車は〇〇で~に連絡します」といったバリュエーションが加わることとなります。
特に行先になっている場合は列車の正面や側面に駅名がずっと表示された状態で走るので鉄道を利用していなくても名前を見ることとなります。
この広告メディアにかかる費用を考えれば、最初からその駅名であれば勿論費用を出さずに済みますし、鉄道会社にお願いして駅名を変えてもらった場合でも各種運行システムへの変更の対応にかかる費用を初期投資として払えばそれで終わりなので、それもしばらくすれば普通にPRをするよりも安上がりとなるはずです。
そうした面を踏まえれば、駅名を使った町の存在のアピールも十分理解が出来ます。
「何故今なのか」と思った理由
ここからはエントリーのタイトルをこのようにした理由を述べようと思います。
Twitterのアカウントでも発言させていただいたのですが、このニュースに関して「議論を始めるのが20年から30年遅い」と感じました。
そのように思った理由は寝台特急さくら号、あかつき号の存在です。
さくら号は東京駅と長崎駅・佐世保駅を、あかつき号は京都駅と長崎駅・佐世保駅を結んでいた列車ですが、佐世保行きは1999年にさくら号、翌2000年にあかつき号が廃止となり、長崎行きも2005年にさくら号、2008年にあかつき号がそれぞれ廃止されています。
私はもし駅名改称をするのであればそれらの列車が廃止される前にしておくべきだったなと考えます。
それならば東京駅や横浜駅、京阪神地区の各駅などでも停車駅として江北の名前が停車駅として表示されたり読み上げられたりしていたばかりでなく、佐世保行き廃止まではそこから分かれて運転する旨の案内もされたでしょうからより広い範囲の鉄道利用客に認知されていたと思うのです。
それも現在では佐賀県以外だと福岡県と長崎県くらいでしか名前が出なくなってしまっているので勿体ないなという気持ちが強いです。
ただ今後九州新幹線西九州ルートが全線で開業すれば肥前山口駅にも駅が設置されることも考えられ、もしフル規格で出来れば大阪エリアあたりまで駅名が登場する機会が再び拡がるかもしれません。そういった面では今がラストチャンスだったのでしょうか。
おまけ:個人的な肥前山口駅の思い出
言いたいことは大体書けましたのでここからは少し自分語りを。
これまたTwitterでも話したことだったのですが、個人的には肥前山口駅はこの番組のイメージが強いのです。
NHKで2004年から放送されたこの番組はタイトルの通りJRの最長片道切符で旅をするというものだったのですが、そのゴールが肥前山口駅だったのです。
旅の最後では駅に記念碑も建てられたのですが、当時小学生でこれを見ていた私は幸運にも帰省のついでに見に行かせてもらいました。
さらにここから先述した寝台特急さくら号にも乗せてもらいました。私と同世代の鉄道ファンのうちのかなりの数が九州ブルトレに乗りたくても親に乗せてもらえなかったという苦い経験をしていることを踏まえれば、その点で自分は恵まれていたなと思わなければなりませんね。
また2年前には長崎駅から大村線・松浦鉄道経由でここまでを結ぶ臨時急行・九十九島号にも乗車することが出来ました。
車両は大村線のキハ66・67系の国鉄色編成で、これもまたいい思い出になりました。
これで今回のエントリーは終了です。ここまで読んでくださった方はありがとうございました。
Brand New Name - 蒼を味方に -
はじめまして。蒼州夜行と申します。
略称としてそーしゅうという名前もあります。
…とは言っても本当ははじめましてではないです。
色々なことがあったのですが、それらに執着せずに前向きにやり直そうと頑張っておりますのでよろしくお願いします。
さて、今回のエントリーは挨拶も兼ねまして新しく付けたハンドルネームについて少し語ろうかなと思います。
◇蒼州とは
新しい名前を考える時に「とりあえず自分に縁がある土地の名前を入れたい」と思い、神奈川県の一部の旧国名である「相模」を入れるということを考えました。
しかし少し安直であるほか、これは駅名などでもよく使われる地名を名前にしようとした時点で仕方のないことではありますがエゴサーチがしづらいという問題がありました。
そこで旧国名を表記する時によく使われ、かつ「相模」においてはそれほど使われていない「州」と付ける呼称を用い、「相州」と名乗ることにしてみました。
ただこれでも少しオリジナリティーのない名前だなという感じは払拭できないでいたのですが、ふと「相州」の「相」の字を読み方はそのままで「蒼」の字に置き換えてみようという発想が思い浮かび、「蒼州」という名前が誕生しました。
「蒼」は言うまでもなく青系統の色の一種を表す字で、場合によっては青色そのものの表現として使われることもあります。
神奈川県における青色のものといえば横浜DeNAベイスターズや小田急線などが挙げられ(あとは横浜Fマリノスやブルーライトヨコハマなども?)、そういったものとの関係性も感じることの出来る名前になったと思います。
また、「蒼州」の「蒼」と「州」を英語にすると"Blue”と"Nation”とも訳せ、ひっくり返して繋げると”Nation Blue”となります。
これはアイドルマスターシンデレラガールズの楽曲のタイトルであり、私も同タイトルの曲の中ではかなり好きな曲となっています。
このことからTwitterにおいて以前より使っていた普段使い用のアカウントは横浜DeNAベイスターズの略称であるYDBの文字列を加えて@NationBlueYDBとし、今後表向きのアカウントとする新しいアカウントはイニシャルを末尾に付けて@MidnightExp_NBとそれぞれIDを設定させていただきました。
自分自身結構上手いこと付けることが出来た名前だなぁという自信はあります。
◇夜行とは
鉄道ファンの方には説明不要だと思いますが夜行列車のことで、先日廃止が発表されたムーンライトながらの前身である「大垣夜行」、さらには東武鉄道の「尾瀬夜行」などで実際に列車名や愛称名として使われることもあります。
何故名前に夜行と付けたかったというと、私は去年の末頃からYOASOBI、ずっと真夜中でいいのに。、さらにはヨルシカといったあたりのアーティストの曲を少しづつ聴くようになり、何となく「夜」に関連した名前に憧れを持ったからです。
それで鉄道ファン的な発想で名前に取り込むと「夜行」というワードがいいかなと思い、先ほど触れた「蒼州」に付け加えて「蒼州夜行」という名前が生まれました。
また今回のエントリーのタイトルにある「蒼を味方に」もYOASOBIの楽曲である「群青」の原作という扱いになっている(この辺は少し複雑なのでそのうち詳しく)「青を味方に」という作品をもじったものとなっていたりします。
なお、これらのアーティストに関するエントリーは落ち着いたらしっかり書きたいなと思っております。
◇蒼州編とは
最後にこのブログのタイトルに関しての話です。
まぁこれも言うまでもないですが「蒼州」と「総集」をもじっただけです。
「総集編」はテレビアニメの制作だと本来通常の回を流すところが所謂「万策尽きた」状態になって仕方なく今まで放送した回をまとめて放映するということが連想され、その手の業界の方からすると軽いトラウマ的な感じの用語になっているかもしれませんが、ちょうど自分の人生も「万策尽きた」に近い状態になっていそうなのでこれまた言い得て妙なタイトルを思い付いたなと思っております。
◇◇◇
最初の挨拶にしてはだいぶ長くなってしまいましたが、ここまで書く中でいい具合に自分の趣味やマイムーブなども自己紹介代わりに開示することが出来たと思います。
文章の下手さをだいぶ晒してしまったかもしれませんが、これから何卒よろしくお願いいたします。